ヴァイス No.40

出会いは3年前。まだ園児だった頃。兄の試合に連れられて父とボールを常に蹴っている印象。誰とも喋らない。究極の人見知り。何ヵ月経ってもコミュニケーションすら取れなかった。体験を経由してもチーム所属すら叶わなかった。ただ1人。No.20だけが当時から彼の心の扉を開かせた。唯一無二の存在となった。3年の月日を経て彼は変わった。コミュニケーションを取れる様になり 2年間ヴァイスのトレーニングを見学を経て 憧れとなり 先月 待望のヴァイス加入。真剣な眼差し。集中力。父との練習による技術を持ち合わせていた彼は期待感しかない。No.20の次世代(二乗)としてNo.40は彼の背負うナンバーに疑う余地無し。既にトッププレイヤーとなるレールは敷かれた。No.20から放たれたパスを私がトラップ そして本人が高みへゴール。責任は全て背負う。必ず高みへ。